第4期 養成講座 受講生紹介

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王 宏達さん

BUSINESS PLAN

Crown

ビジネスアイデア概要と応募動機

日本で暮らす黒人の方々が、自分の髪型や文化を自由に表現できる場が少ないことに気づき、アメリカでの留学経験をきっかけに「Crown」というウィッグブランドを立ち上げました。ホストファミリーの「髪は私たちの誇りなんだ」という言葉が忘れられず、日本に戻ってからもその思いを形にしたいと考えてきました。文化を隠すのではなく「誇りとして見せる」ことを目指し、商品だけでなく、ヘアケア動画や文化証明テンプレートなどを通して、黒人ヘアへの理解と尊重を広げたいと思っています。

養成講座での検証とビジネスアイデアの変化

講座を通じて、私のアイデアは「商品を売る」ことから「文化と誇りを守る仕組みをつくる」方向へ進化しました。黒人の方々へのヒアリングを重ねる中で、商品だけではなく、学校で髪型が認められない現状や、ケアの知識不足といった課題も明らかになりました。そこで、単なる販売だけでなく、教育動画や文化証明のテンプレート、理美容師との協力による支援体制など、多角的に価値を届ける方向にシフトしました。また、最初は自分の想いや感情が先行していましたが、講座を通して「顧客の声を聞き、数字で検証する」大切さを学び、より現実的な事業へと成長させることができました。

今後の展望

今後はまず少量の在庫から販売を開始し、黒人コミュニティや理美容師との協力を深めながら、小規模でも継続的に利益を出せる仕組みを作っていきたいです。将来的にはCrownを単なるブランドではなく、文化を発信・共有できるプラットフォームに成長させ、東京を「どんな髪・文化でも安心して生きられる街」にすることを目指しています。また、教育機関や行政とも連携し、校則や職場ルールの中にある“見えにくい差別”にも光を当て、多様性を尊重する社会を共に築いていきたいと考えています。

受講生プロフィール

王 宏達の写真
王 宏達 さん 東京都立国際高等学校 国際学科2年生(応募時)

養成講座で得た学び

講座では「顧客の声に耳を傾けること」「とにかく行動に移すこと」の2つを強く学びました。自分が考える「良いサービス」と実際に必要とされるものは違うこともあり、ヒアリングや現場観察の重要性を実感しました。また、完成度よりスピードを重視して動きながら軌道修正するスタイルも初めて体験でき、「完璧でなくても前に進む」ことの大切さに気づきました。さらに、周りの起業を目指す高校生たちと意見を交わす中で、自分だけでは気づけなかった視点や市場の可能性も見えてきました。ビジネスの世界に“正解”はないからこそ、自分らしい答えを見つけ続ける姿勢が大事だと感じています。

起業を目指す
高校生へのメッセージ

「自分にはまだ無理」と思っている人こそ、一歩踏み出してみてください。起業は特別な人がやるものではなく、「自分の違和感」から始まる挑戦です。高校生だからこそ見える問題、高校生だからこそできるアプローチがあります。完璧なアイデアや知識がなくても、まずは「小さくやってみる」ことで、社会も自分も少しずつ変えられます。誰かの悩みを「自分の行動」で解決できるという実感は、自信や希望に繋がります。最初の一歩は小さくても、未来への道は必ず広がっています。

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問い合わせ先

起業スタートダッシュ事務局(デロイトトーマツベンチャーサポート株式会社内)
Mail:kstartdash.tokyo@tohmatsu.co.jp
電話:03-6860-3109
(平日10:00~17:00)

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