第2期 養成講座 受講生紹介
C.Wさん
IMMMY
受講生プロフィール
養成講座で得た学び
私の養成講座期間は、有言実行できない自分が強制的に実行しなければいけない期間でした。他人にわかりやすく伝えるために、自分が考えていることを言語化し、相手に伝え、毎週日曜日には講座に出席し、復習をする。期間中ずっと何か考えることがありました。でもそれはすごく貴重な時間だったし、このプログラムがきっかけで出会った人がたくさんいます。少しハードだった分、味方が増えた感覚になりました。何かを続けること、やり切ることはすごく難しいことだと思います。でもそんな状況の同世代が9人いて、それを支えてくださる大人がいました。最高の経験だったなと思っています。
BUSINESS PLAN
IMMMY
ビジネスアイデア概要と応募動機
私は旅行することが好きで、地方創生をしたいと考えていました。そこで地方創生×建築で、メタバース上に地方を再現し、地方創生を行うポケット観光のようなものを考えました。忙しいけれど、アウトドアや一人旅が好きな大学生向けに、実際に旅行に行くときに安心感につながるようなもの、自宅で観光や体験ができるようなものを作りたいと考えました。これを使用してできることは、コミュニティの形成、現地の人との関係性をもつ、自宅での観光・体験・寄付などです。
養成講座での検証とビジネスアイデアの変化
私は、受講期間中に自分と向き合うキャンプに参加しました。そこでセクシャルマイノリティである自分のことを特別に思わない人に出会いました。そこにいるときは安心感があり、自分が同性を好きであることを意識しなくなりました。様々な価値観と居心地の良い世界に出会うとともに、学校での居づらさとのギャップに苦しみました。そこで、「自分が本当にやりたいこと、助けたい人は違う」と感じ、ビジネスアイデアが変わりました。
今後の展望
私は、中学生の時に初めて女子を好きだなと思いました。現在は学校の友達や家族には言えないけれど、学校外で出会った友達には比較的言いやすく、カミングアウトできるようになりました。この「身近な人にはより言うことができない」ということに注目し、東京の共学中高一貫校に通うセクシャルマイノリティの高校生向けに、セクシャルマイノリティであることが前提の、人と深く対話することができるチャットツールを考えました。私は、これをラジオ、オフ会、企画会議と展開し、コミュニティを作っていきたいと考えています。これをビジネスとして成立させ、「他人との違いに悩む人の不安感を少しでも解消し、人との違いで生じる悩みを自分ごととして考えることのできる社会」を作りたいです。
問い合わせ先
起業スタートダッシュ事務局(デロイトトーマツベンチャーサポート株式会社内)
Mail:kstartdash.tokyo@tohmatsu.co.jp
電話:03-6860-3109
(平日10:00~17:00)