第2期 養成講座 受講生紹介

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山﨑 大幹さん

勉強にやりがい、楽しさを

受講生プロフィール

山﨑 大幹の写真
山﨑 大幹 さん 都立産業技術高等専門学校 荒川キャンパス 医療福祉工学コース 2年生(応募時)

養成講座で得た学び

印象に残っていることはメンタリングやイベントでたびたび行っていた有楽町の街並みを見る感覚が大きく変わった事です。初めのころは右も左も分からず、全く初めての活動をする場所、という感覚で駅から会場に行くまでの街並みが大きく見え、自分がとても小さく感じました。講座を通してメンターの方との議論を進めていく中で自分でも分かるほどに成長を感じ、だんだん、だんだんと自分が有楽町にいる感覚、周りの風景が大きく見えることもなく自然といい意味で余裕が生まれていきました。

起業を目指す
高校生へのメッセージ

実際に講座が始まると、大変な時期は毎週メンタリングが入ったり、毎週末講座が続くことがありました。ですが講座はあくまでもビジネスの大まかな流れを学ぶ感覚でした。最終発表までに何を伝えたいのか、目的は何なのかを大切にしてください。周りの人の方が進んでいると感じることもあるかもしれませんが、ビジネスを考える上で大事なことに時間をたくさん使ってください。それを伝えることでも最終発表プレゼンには充分すぎる内容になると思います。

山﨑 大幹 さん
起業家タイプ
鉄(Fe)タイプ

ちょっとオタク気質で、好きなものがはっきりしているあなたは、硬い芯が通った鉄(Fe)のように強い信念を持つタイプ。

BUSINESS PLAN

勉強にやりがい、楽しさを

ビジネスアイデア概要と応募動機

バスケットボールやバレーボール、テニスといったスポーツにおけるボール、ラインのインアウトなどのリプレイ検証、審判判定に有機ELシートと野球のストラックアウト機械の仕組みを用いて正確で公平な検証を行うサービスの提供を考えていました。

養成講座での検証とビジネスアイデアの変化

最初私はFAJというバスケットボール、バレーボールといったコートスポーツにおけるコートラインの公平さを求めたビジネスプランを考えていました。ですが、専任メンターのメンタリングを受け、メンターと議論を進めていくにつれて、それが本当にやりたいことなのか、解決したい課題なのかを疑問に思い、より解決したい、課題に感じている今回のプランに変更していきました。

今後の展望

学校で勉強する科目が実際にどんなことで使われているのか活用方法を知ってもらい、気づいてもらうことで勉強の「やりがい」を見つけてもらうプランです。現状、インタビューからのニーズの深堀、現状のソリューションでは解決できない事、自身の実体験を元にソリューションの初期プロトタイプを作成しています。学年、教科、単元から教科書に対応した形式でどんなことに使うのか、活用例、学習との繋がりをまとめた数分の動画を作成、動画に対応したまとめの項目をスライドに表示するものを考えています。しかしながらプロトタイプの試行錯誤、マネタイズの難しさなど、まだ課題もあるので今後の期間で取り組む予定です。

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問い合わせ先

起業スタートダッシュ事務局(デロイトトーマツベンチャーサポート株式会社内)
Mail:kstartdash.tokyo@tohmatsu.co.jp
電話:03-6860-3109
(平日10:00~17:00)

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