第2期 養成講座 受講生紹介

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畠山 みちるさん

規格外作物の廃棄削減

受講生プロフィール

畠山 みちるの写真
畠山 みちる さん 都立農芸高等学校 食品科学科 2年生(応募時)

養成講座で得た学び

学校の部活や実習があり時間が限られている中でメンタリングで出された宿題をするのが大変でしたが、スキマ時間を見つけ頑張ることができました。ビジネスに関しては全くわからないことだらけだったけど講座で学ぶことができてよかったです。プランは全く違うけど、起業という目標に向けて一緒に頑張れる同世代の仲間ができたのがとても心強いです。また、インタビューを通してスイカ農家さん1戸含む8戸の農家さんとつながることができたのも嬉しかったです。

起業を目指す
高校生へのメッセージ

私はビジネスは全くわからなかったですが、規格外作物の廃棄を減らしたいという気持ちだけで応募しました。今、自分や周りの困っている人を助けたいと思っていたらぜひチャレンジしてみてください。私のように部活がほぼ毎日あっても自分の時間の使い方次第で課題もこなせます。学校との両立やその他のことで悩んでいるかもしれませんが、いざやってみると割となんとかなります。やらぬ後悔よりやる後悔!頑張りましょう

畠山 みちる さん
起業家タイプ
アルゴン(Ar)タイプ

自分で手を動かして、自分が好きなものを創ることに生きがいを感じる"我が道を行く"あなたは、他の元素と化合しにくいアルゴン(Ar)タイプ。

BUSINESS PLAN

規格外作物の廃棄削減

ビジネスアイデア概要と応募動機

農家さんが規格外で販売できなかったものを消費者さんに届けるアプリ。付加価値のつけやすいブランド野菜全般を加工し、基本はオンラインだが、たまに地域のマルシェやポップアップで販売することを考えた。加工品のイメージはジャムやソース、漬物などの食品で、野菜や果物にあった加工品にする。DtoCプラットフォームで農家さんと消費者さんの距離が近く、商品の良さを伝えやすくすることで、規格外野菜の廃棄をなくそうと考えた。富裕層で子供がいて食べ物に気を遣う家庭がターゲット。

養成講座での検証とビジネスアイデアの変化

私がより農家さんの近くにいたいと考えたため、農家さんと消費者さんが直接やり取りをするのではなく仲介という形にした。食用に加工することを考えていたが、規格外品は傷みやすく、消費期限が短くなってしまうことから、食用以外のものに加工することにした。野菜農家全般をターゲットにしていたが、規格から外れやすく単価が高いスイカに絞った。

今後の展望

【現状】
割れたり大きさがバラバラな規格外のスイカを農家さんから一括で買い取り、化粧品会社に委託し、化粧品に加工してもらう。そのスイカ化粧品を首都圏の消費者に届けることを考えている。国産の有機栽培のスイカという点に付加価値を置き、デパートなどで販売するような高めの値段設定にし、美容に気を遣う20~30代の女性をターゲットとする。

【今後の展望】
化粧品加工の詳細を勉強する。スイカ農家さん、化粧品メーカーさんなどにインタビューをしてプランをよりブラッシュアップする。たくさんのスイカ農家さんとつながる。

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問い合わせ先

起業スタートダッシュ事務局(デロイトトーマツベンチャーサポート株式会社内)
Mail:kstartdash.tokyo@tohmatsu.co.jp
電話:03-6860-3109
(平日10:00~17:00)

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