第1期 養成講座 受講生紹介

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小林 寛さん

The Coffee House

受講生プロフィール

小林 寛 さん 武蔵高等学校 2年生(応募時)

養成講座で得た学び

この講座では、ビジネスプランを実際に練っていく段階で必要となることを学びます。つまり、学んだことが自分のやりたいことに直結し、大いに役に立つのです。数学、国語などの場合、自分のやりたいことに応用したり、それらの知識を用いてなにか作っていく、ということはなかなかできません。その意味で、学校の勉強とは大きく異なります。学ぶもの、出会う人、すべてが自分にとって新鮮で、かなり刺激的でした。

起業を目指す
高校生へのメッセージ

時代の最先端でビジネスに携わっている方々が、ビジネスアイデアの実現に本気で力を貸してくれます。中でもメンターの方々は、誰よりも向き合ってくれます。メンタリングの時間は濃密で、いつも頭が疲れてしまうほど考えさせられます。関わったすべての方々が高校生と真剣に向き合い、応援してくれるという経験は唯一無二なもの。少しでも興味があるというあなたには、ぜひとも一歩踏み出してほしいです。

小林 寛 さん
起業家タイプ
水素(H)タイプ

個人・チーム・環境など"全体"をいつも考えているあなたは、常に地球上に存在し、常温常圧では無味無臭ですが、新しいエネルギーとして注目される水素(H)のような存在。

BUSINESS PLAN

The Coffee House

ビジネスアイデア概要と応募動機

誹謗中傷や犯罪に巻き込まれる危険性のないSNSを、学校から生徒に提供するというプランからスタートし、主に中高生、大学生に対して、社会問題や世界情勢について議論する場を作るというアイデアに辿り着きました。

養成講座での検証とビジネスアイデアの変化

ピボットを何度も繰り返しました。ピボットするにあたっては「人間がSNSを利用する理由は」「なぜこの世の中で、誹謗中傷が起きてしまうのか」といった、ビジネスとは関係なさそうな部分を考え直すことにしました。その過程で、お互いに対する理解の足りなさや個々の発言に対する意識の違いが、誹謗中傷につながっていることが分かりました。
私には、きちんとした議論の場を設け、お互いを理解し合い、ポジティブなステップを踏み出せる社会を作り出したいという思いがあります。また、学生には既成概念などを捨てて対立する相手を理解する力があるはずです。直接的に誹謗中傷を取り除くSNSでなく、もっと議論を建設的に行える場が必要だという結論に達しました。

今後の展望

今後は、インタビューを通じて対象顧客の考えや置かれている状況を整理し、ソリューションアイデアのブラッシュアップを行っていきます。

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問い合わせ先

起業スタートダッシュ事務局(デロイトトーマツベンチャーサポート株式会社内)
Mail:kstartdash.tokyo@tohmatsu.co.jp
電話:03-6860-3109
(平日10:00~17:00)

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