受講生インタビュー後編

動けば、新しい世界が見えてくる
~養成講座 第1期 受講生インタビュー後編~

セミナーやワークショップ、個別メンタリングを通じて、起業も視野に入れて将来の選択肢の幅を広げることを目的とした「養成講座」。養成講座を終えた受講生の4名に、受講した感想や同世代の皆さんに向けてのメッセージを伺いました。

7ヶ月の養成講座が終わりました。この講座に参加してよかったことや得た学びについて教えてください。

寺田:色々な方と出会い、そして自分で実際に取り組んだことで、身をもって「起業は大変だ」と学べたのはとても大きな収穫でした。講座では内容を理解するのが難しいこともありましたが、大変さがよく分かったからこそ、これから一生懸命頑張りたいと思えるようになりました。

松山 雄星さん

松山:僕も自分が挑戦したいビジネスと関連のある業界や分野のことを、もっと勉強しなくてはと痛感しました。チャレンジすることはもちろん大切ですが、そのチャレンジを有意義なものにするためにも準備は必要だなと思います。ほかにも、メンターさんから「どんな時でも味方だからね」と声をかけていただいたことは、すごく心に残っています。僕がこうして頑張れているのは、日々サポートしてくれるメンターさんはもちろん、友人や家族のおかげだなと気づき、改めて感謝の気持ちを持つようになりました。

飯田:私は困ったことや不便なことを身近に感じたら、そのままにせずに自ら動くことが重要だと学びました。また、講座に参加したことで、自分の世界がすごく広がったなと感じています。これまで日常生活で話す人といえば学校の友達や先生、そして家族が中心でしたが、ビジネスアイデアを練っていく過程で、知らない世界の人とたくさんつながることができました。

伊藤:私もこの講座に参加したからこそ、新たな人との出会いやつながりを得ることができました。社会を少しでも良くしようと行動している同世代のみんなと出会えたのは、本当に良かった。そしてメンターさんから色々なアドバイスをいただけたおかげで、アイデアを形にするスピードもぐんと上がりました。

ありがとうございます。皆さんとても素敵な経験や学びを得ていらっしゃいますが、大変だったのはどういった部分でしたか?

寺田:より良いサービスをつくるために、自分のアイデアを練り直していく作業がとても大変でした。当初は「これがベストだ!」と思っていたので、これ以上どうやって変えていけばよいのかがわからなくて。そうした中で、メンターさんと一緒に実践的なワークに取り組んだのはすごく印象に残っています。頭の中でモヤモヤと考えるだけでなく、手を動かしてどんどんアウトプットすることで、思考がクリアになるのだなと気づくことができました。

飯田 真寿さん

飯田:私も当初想定していたユーザーにいざヒアリングを行ったところ、別のユーザーも対象にした方が良いことが判明し、アイデアをブラッシュアップするのは難しいなと感じました。しかしその一方で、立場の異なる様々な方とのコミュニケーションを通じてより良いアイデアが生まれ、社会がどんどん豊かになっていく様子を想像することができて、すごくワクワクしました。

伊藤:私の場合は仕事をしながら講座に参加していたので、時間の調整が大変でした。そこで、移動などの隙間時間で考え事をしたり、何かひらめいたらすぐにメモをしたりと、普段の生活の延長でできることを積み重ねるようにしていました。

松山:僕も学校と講座の両立で苦労しました。特に、講座と部活動の時間が重なってしまうと大変だったのですが「今の自分は何に時間を使いたいのか」「これから自分は何を大切にしていきたいのか」と、自身の優先順位を改めて見つめ直すきっかけになったように思います。

ありがとうございます。それでは最後に、同世代の高校生に向けてメッセージをお願いします。

寺田 梨乃さん

寺田:勉強やスポーツ、部活動など、ジャンルは何でも構いませんが、一生懸命に取り組むことでしか得られない大切なものがあると思います。もし今一生懸命に頑張りたいものが見つからない場合は、ぜひ養成講座にトライしてみてください。なぜかというと、周りのみんなが本当に一生懸命に取り組んでいるので、自分も一生懸命にならざるをえなくなってくるからです(笑)。そして目の前のことに一生懸命になっていると、夢中になれるものが次第に見つかると思います。

飯田:私もまずは動いてみることをオススメします。この講座に参加すれば、これまでの学校生活では得られない経験ができますし、私は初対面の方との交流を通じて気づきや学びがたくさんありました。講座に参加して、損はないはずです!

松山:僕も飯田さんと同じく、とりあえずチャレンジしてみてほしいですね。失敗してもいいので、まずは挑戦してみる姿勢が大事なのかなと。僕はこの講座を通じて間違いなく視野が広がったので、皆さんもぜひ挑戦してみてください!

伊藤 美結さん

伊藤:私もあまり怖がりすぎずに、気になったらぜひ挑戦してみてほしいです。たとえ失敗したとしても、大人のように責任を厳しく問われることはないので、「高校生は無敵」と言えるのではないでしょうか。そして何よりも、「やってみたい!」という気持ちに素直に従い、自分自身で決めることが大切だと思いますので、皆さんそれぞれの決断やチャレンジを心から応援しています!

受講生紹介に戻る

問い合わせ先

起業スタートダッシュ事務局(デロイトトーマツベンチャーサポート株式会社内)
Mail:kstartdash.tokyo@tohmatsu.co.jp
電話:03-6860-3109
(平日10:00~17:00)

学校向け教材へ